ERIS

ERIS

ERIS(エリス)
「リアルタイム検査結果報告システム」

検査センターシステムから出力される検査結果データを、国内のあらゆる電子カルテへ配信できるようにします。また、検査依頼データの出力が可能な電子カルテからの検査依頼を、検査センターシステムに取り込むことが可能になります。検査センター様では、各電子カルテ向けの検査結果データを生成する必要がなくなり、お客様である医療機関様へスピーディに検査結果を提供することが可能になります。
各電子カルテ向けに変換された検査結果ファイルは、USB等の可搬媒体への出力の他、弊社の検査結果ファイル配信サービスである「Pandora」「Latona」を利用した、インターネット経由での送信が可能です。また、ERISの導入に関して専用のサーバの追加等、新たなハードウェアも必要としません。

ERISは医師会検査センター様を中心に、民間の中核検査センター様でも導入実績があります。
医療機関様では様々な電子カルテをご利用いただいており、これらのシステムとの連携をEIRSが容易にします。


※検査センター様にて導入、運用されている検査システムの、開発会社様と連携させて頂くことを前提としております。

【機能詳細】

■電子カルテへの検査結果報告ファイル作成機能

検査システムからERISフォーマット形式で検査結果データを出力していただきます。
ERISは各医療機関の電子カルテフォーマット形式を元に、検査結果データを変換、配信します。
変換後の検査結果データは、指定の記録メディアまたはインターネット経由で送信することも可能になります。(別途クラウドサービスを利用)

■Pandora、Latonaを利用した検査結果報告

※「Pandora」「Latona」とは、インターネット経由で行うリアルタイム検査結果報告サービスです。
検査結果データを人手を介さずにリアルタイムに配信することが可能です。
リアルタイムに検査結果を報告することができ、検査センターサービスの差別化につながります。
医療機関様は迅速に検査結果データを受け取ることができ、患者様サービスの向上に貢献できます。

■電子カルテ出力の検査依頼ファイルの取り込み

医療機関様では検査依頼の度に行う複写伝票記入の必要がなくなります。
検査センター様では検査システムへの検査オーダーの入力業務の削減等、受付業務が効率化されます。
検査依頼データはUSB等の可搬媒体からの取り込みの他、インターネット経由での取り込みも可能となります。(別途クラウドサービスを利用)
医療機関様にてサーバの追加等、検査依頼に必要となる新たなハードウェアはございません。


【ご利用条件】

■検査センター様

運用にあわせた導入形態をご提案いたします。
検査システムが稼働しており、検査結果データを共有フォルダへ出力できることが必要です。検査システムの開発会社様にて、弊社指定のフォーマット(1つのみ)で検査結果データを生成いただきます。
ERIS本体のパッケージの他、対応する電子カルテフォーマットの数分の利用ライセンスをご購入いただきます。
オンライン配信による連携をご希望の場合は、別途「Pandora」または「Latona」の配信サービス契約が必要となります。詳細はお問い合わせください。

■医療機関様

検査結果データの連携を行う電子カルテのメーカ様または導入ベンダー様より、電子カルテの検査結果データ交換規約(データ連携の仕様書)を弊社へご提供いただきます。電子カルテのご担当者様へお問い合わせください。
検査センター様より配信される検査結果データは、USB等のメディアまたはインターネットを利用したオンラインでの配信となります。
オンライン配信の場合は、医療機関様のインターネットに接続可能なPC上に、Pandora(Latona)Clientというダウンロード専用ツールをインストールいただきます。


【動作環境】

■ERIS

・OS:Windows8, 8.1,10
・ディスプレイ:1024X768以上の解像度が必要です。


【利用ライセンス料】

・ERIS本体パッケージは固定額(導入構築時一括支払い)となります。 ・対応する電子カルテフォーマットは各社、各システムモデルでの検査結果、検査依頼単位にライセンス費用(初期費用+年間利用料)が掛かります。